6月1日(月)
今日の5時間目。6年1組で国語「帰り道」の提案授業がありました。本年度の研究テーマは「子どもと共に創る授業の創造から能動的学習者観に基づく、国語科の授業づくりを軸として~」です。担任のM先生は、教材との対話・仲間との対話・自己との対話を大切にしながらの授業に挑戦されました。

授業の最初の5分は音読。みんな自分のペースで感情も交えながら読んでいます。これまで読み込んでいることが伝わってきます。

今日の授業の見通しがもちます。前の時間にまとめた人物相関図を確認しています。授業はつながっているのですね。

6年1組の仲間で考えた問いに対し、最初は3人グループで考えを伝え合ったあと、全体での話し合いになります。

子どもたちの意見を大切に黒板に板書するM先生。そして、授業の最後にクロームブックのスプレッドシートに、今日の問いに対する自分の考えを書き込みます。これが6の1の考え一覧となって、皆に配られます。一生懸命考えた深まった考え、新たな考えがまとまっています。一人で読むよりも、仲間と読むと、考えは広がり、深まります。この考え一覧の中には先生も共に学ぶパートナーとしての考えを書きます。


その後の研究協議会。私たちは授業の中で、子どもたちのことも、先生のことも肯定的に見取り、記録をとります。それらを4グループに分かれて「山小版 児童見取りシート」に書き込んでいき、教師の働きかけが有効だったか?子どもたちはどの場面で学びに向かっていたのか?を皆で考えます。
更にお互いのグループで話し合ったことをジグソー法的手法で伝え合いました。みなが能動的に授業について考えるのです。より良い授業を求めて知恵を出し合うこの先生たちの姿が、山口小の魅力です。今回は、美原中学校の主幹教諭のA先生も一緒に参加してくださいました。
最後に、所沢市立教育センターの森谷指導主事にご指導をいただきました。以下指導の概要です。
「子どもの未来につながる国語の授業」としてこれから目指していく姿。
〇叙述をもとに自分で考える時間の確保・問いをもつこと
〇自分の解釈を客観視する機会の創出・必然性
〇自立的な自己調整→教師も環境である。探究のモデリング。
自分のことは他者を通さないと分からない。
学習者観を問い直し、問いを立てる力が大切。
そのために、子どもと同じ目線で①一読者として読む②指導者として読む(分析的に)③授業者として読む。
教材研究が改めて大事であることを学びました。森谷先生ご指導ありがとうございました。そして授業を公開してくださった6年1組の皆さんありがとうございます。仲間とともに読んだ「帰り道」が宝の物語になりますように。